外国為替市場の不都合な真実

ヘッジファンド等のプロのお客さんや同僚のディーラーは、「専門家」の予想を全く聞いていません。メディアに流れている情報は想像と妄想、ねつ造と勘違いばかりです。なぜ皆さんは信じるのですか?

プロフィール

富田 公彦

Author:富田 公彦
中西けんじ参議院議員(自由民主党:神奈川県選挙区)秘書
元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長
1980年東京大学経済学部卒
富士銀行入行(1986年退職)
以後、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関に通算26年勤務
2013年金融市場から引退
ケイマン籍ヘッジファンドの経営には失敗(^_^;)シマッタ

<著書>
「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」
(経済評論家・山崎元氏の書評)

「為替ディーラーの常識非常識」(共著)

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笑い事じゃないですよ!

2015.12.28

category : トンデモ予想

7:58 - 2015年12月28日
FPG証券の深谷さん
(アナ)   「1年前の予想とその結果のチャートだ。これを見た評価は?」
(深谷さん)「タイミングはダメだったが、レンジはほぼ当たった」

深谷さんの予想2015年

え?このチャートのどこが当たっているんですか?年初にドル円をショートにしたら5月にアウトですよ?

気を取り直して、6月にロングにしたら、逆に8月でアウトです。そんな長いポジションを持つとは思いませんが、少なくとも完全にタイミングと方向性を間違っています。

この方は、自分で相場を張った事がないですね。本に書いた通りです。1年以内の中・短期勝負では、

「タイミングがすべて」と言っても過言ではありません。

この方の1年前の予想を信じてリスクをとったならば、夏には退場処分になっています。つまり、完全な外れです。

レンジは、後から分かるものです。リスクをとっている最中には、何の意味もありません。

だから、視聴者や読者相手に、こんなものを出してはいけないと言っているんです。

2016年の予想を出していますが、信じる人が出てきたらどう責任をとるつもりでしょう?

深谷さん予想2016年

「会社の宣伝」と割り切らないとできませんね。

我々は相場を語る時に、この方の様にヘラヘラと笑う事は絶対にしませんでした。相手はリスクをとっています。笑い事ではありません。弾が飛んできている前線で、笑う人はいません。

「外れた」と言って笑うのは、リスクをとらない「専門家」の特権でしょうか?

少なくとも、野村NYの方(株のストラテジストですね)の様に、「セクターを完全に読み違えた。申し訳ない」と言うのが常識だと思います。
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