外国為替市場の不都合な真実

ヘッジファンド等のプロのお客さんや同僚のディーラーは、「専門家」の予想を全く聞いていません。メディアに流れている情報は想像と妄想、ねつ造と勘違いばかりです。なぜ皆さんは信じるのですか?

プロフィール

富田 公彦

Author:富田 公彦
中西けんじ参議院議員(自由民主党:神奈川県選挙区)秘書
元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長
1980年東京大学経済学部卒
富士銀行入行(1986年退職)
以後、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関に通算26年勤務
2013年金融市場から引退
ケイマン籍ヘッジファンドの経営には失敗(^_^;)シマッタ

<著書>
「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」
(経済評論家・山崎元氏の書評)

「為替ディーラーの常識非常識」(共著)

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リスク・オン/オフの本来の概念とは

2015.12.10

category : お役立ち?情報

9:26 - 2015年12月10日
日本の「専門家」は、リスクオン/オフの概念の使い方を間違っています。

「リスクオフになったから円高、株安、、、」等と言っていますが、因果関係が逆です。

正しくは、「投資家がリスクオフ(リスク回避傾向)になったら、リスク資産(株など)の値段が下がる」です。

実は、これはビッグデータ解析に基づいたもっと複雑な概念で、単純に「平均株価の上下動」を語る為の道具ではありません。

為替に関しては、まだ有効な活用法が完全には確立出来ていません。一部を利用していると言う感じでした(私が引退した3年前は)。

ついでに言うと「リスクオフで円高、オンで円安」などと単純な事を考えているプロはいません。

しかも、この場合の「リスクオフ/オン」は、ただの後講釈の道具です。

我々が使っている「リスクオフ/オン」とは別物です。
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