外国為替市場の不都合な真実

ヘッジファンド等のプロのお客さんや同僚のディーラーは、「専門家」の予想を全く聞いていません。メディアに流れている情報は想像と妄想、ねつ造と勘違いばかりです。なぜ皆さんは信じるのですか?

プロフィール

富田 公彦

Author:富田 公彦
中西けんじ参議院議員(自由民主党:神奈川県選挙区)秘書
元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長
1980年東京大学経済学部卒
富士銀行入行(1986年退職)
以後、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関に通算26年勤務
2013年金融市場から引退
ケイマン籍ヘッジファンドの経営には失敗(^_^;)シマッタ

<著書>
「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」
(経済評論家・山崎元氏の書評)

「為替ディーラーの常識非常識」(共著)

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真面目にやってください

2015.12.25

category : 雑談

7:34 - 2015年12月25日
なぜ「専門家」がメディアで語る分析や予想に、いちいち噛みついているのか、もう少しご説明させて頂きます。

私は30歳の時に、本の中で紹介した「天才君」に出会いました。その瞬間から「才能が違う」「自分はマーケット・ディーラーとしては二流」と自覚し、カスタマー・ディーラーになりました。

カスタマー・ディーラーは、自らリスクをとる事を許されていません。しかも、お客さんがとったリスクに関して、「結果責任を負う」事が出来ません。
あんまりいい加減なサービス(情報や分析、プライシング)をしていると、出入り禁止になって、やがてクビになりますが、、、

ただ、結果責任を負えないからこそ、ひとりの個人としてベストを尽くしました。

毎朝4時に起きてNYに電話し、5時半には会社のデスクに座って情報の分析をしていました。土曜日の朝4時のNYとの電話が終わると一週間が終わると言う生活を、四半世紀以上続けていました。

この程度の事は、当たり前でしょう。間違った分析や情報を伝えると、お客さんの判断を誤らせる事になります。
しかも、私はその結果に責任をとらせてもらえませんから。

常に自分の専門的な能力を磨き、サービスの質を向上させ、お客さんから信頼してもらえて初めて一人前です
結果責任を負えないからこそ、自分の言動や発信する情報の内容に関して、強い責任感を持つべきだと思います。

この事は、相手が「取引のあるお客さん」であろうと、「メディアの向こうで、『専門家』の話だからと耳を傾けてくれている視聴者や読者」であっても同じはずです。

むしろ、市場に関する情報の少ない視聴者や読者に語る時は、より注意が必要だと思います。
それだけに、いい加減な事を語っているのを見ると不愉快です。

本の要約はこちら。本人よりよくまとめて下さっています(苦笑)
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