外国為替市場の不都合な真実

ヘッジファンド等のプロのお客さんや同僚のディーラーは、「専門家」の予想を全く聞いていません。メディアに流れている情報は想像と妄想、ねつ造と勘違いばかりです。なぜ皆さんは信じるのですか?

プロフィール

富田 公彦

Author:富田 公彦
中西けんじ参議院議員(自由民主党:神奈川県選挙区)秘書
元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長
1980年東京大学経済学部卒
富士銀行入行(1986年退職)
以後、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関に通算26年勤務
2013年金融市場から引退
ケイマン籍ヘッジファンドの経営には失敗(^_^;)シマッタ

<著書>
「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」
(経済評論家・山崎元氏の書評)

「為替ディーラーの常識非常識」(共著)

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ディーラーや投資家を馬鹿にしないで下さい

2015.11.27

category : トンデモ予想

18:42 - 2015年11月27日
今日の日経夕刊「プロはこう読む」はすごい!

「米利上げがあっても、125円に行くには日銀の追加緩和観測が高まる必要がある」

つまり、利上げがあっても上がらないと言う事ですね。で、

「市場はすでに利上げを織り込んでいるから、利上げ後は円買いになるので<円安進行は限定的>」

変な文章ですね。「円買いになる」なら「円安進行が限定的」じゃなくて、「円高ドル安」じゃないですか?

しかも、FOMCの日程が分かっているのに、その日までボケーッとドル円のロングを持っていて、利上げ後に慌てて売るんですか?

ディーラーってそんなにおバカですか?

「ドル調達コストが上がれば、機関投資家がヘッジ外しをするから、ドル円を買う」

つまり、フォワード・レートが広がって、ヘッジ・コストが上がるからヘッジを外すんですね。

本当ですか?

ヘッジ付外債投資のヘッジ外しを、今頃慌ててやるほど機関投資家もおバカですか?
(続き)
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