外国為替市場の不都合な真実

ヘッジファンド等のプロのお客さんや同僚のディーラーは、「専門家」の予想を全く聞いていません。メディアに流れている情報は想像と妄想、ねつ造と勘違いばかりです。なぜ皆さんは信じるのですか?

プロフィール

富田 公彦

Author:富田 公彦
中西けんじ参議院議員(自由民主党:神奈川県選挙区)秘書
元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長
1980年東京大学経済学部卒
富士銀行入行(1986年退職)
以後、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関に通算26年勤務
2013年金融市場から引退
ケイマン籍ヘッジファンドの経営には失敗(^_^;)シマッタ

<著書>
「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」
(経済評論家・山崎元氏の書評)

「為替ディーラーの常識非常識」(共著)

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これじゃプロの相手は無理です

2015.10.28

category : トンデモ情報

6:46 - 2015年10月28日
「FOMCの声明文から、『世界経済や金融情勢の悪影響』と言う文言が取り除かれるかどうか」と、『労働市場が後幾分(some)改善したら』と言う文言が変われば、12月の利上げが示唆されたと解釈される。しかし経済指標次第でしょう」

これじゃ、プロのお客さんからは相手にされません。

文言が変わるのか、変わらないのかに関して、きちんと分析を披露するのがストラテジストの仕事です。

たとえば

「9月以降、世界経済や金融情勢は落ち着いて来ている。従って、悪影響に関する記述は、若干穏健なものになる可能性がある。
しかし、もう大丈夫とは言わないだろう」

「幾分と言う記述が入った7月から、雇用者数は50万人増加し失業率も低下した。
従って、変えてもおかしくはない。
しかし、イエレン議長はハト派であり『広義の失業率』が下がらないことを問題視しているフシがある。
文言を変えて、市場に混乱を起こすことは避けるだろう」

と言う程度の、「自分の分析」を披露するべきではないでしょうか?

「今後の経済指標次第ですね」では、まったくお話になりません。

ヘッジファンドやグローバルな投資家なら、二度と電話に出てくれないでしょう。
もちろん社内のポジションテイカーも相手にしてくれません。

<ご注意>
今書いた「FOMCの声明文が変わるかどうか?」の分析は、私の思いつきを書き留めただけです。もう、現役じゃありませんから分析を詰めていません。

あくまで「ストラテジストは、こう言うことを言わないとダメですよ」と言う例です。分析は信じないでください。

ちなみに、私はストラテジストではありません。

カスタマー・ディーラーでした。

プロのカスタマー・ディーラーは、ただの営業マンや電話番ではありません。

古だぬきのカスタマー・ディーラーだと、この程度の分析はストラテジストに頼らずにやれますよ((^┰^))ゞ
(ツイートした原文です)
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