外国為替市場の不都合な真実

ヘッジファンド等のプロのお客さんや同僚のディーラーは、「専門家」の予想を全く聞いていません。メディアに流れている情報は想像と妄想、ねつ造と勘違いばかりです。なぜ皆さんは信じるのですか?

プロフィール

富田 公彦

Author:富田 公彦
中西けんじ参議院議員(自由民主党:神奈川県選挙区)秘書
元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長
1980年東京大学経済学部卒
富士銀行入行(1986年退職)
以後、JPモルガン、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関に通算26年勤務
2013年金融市場から引退
ケイマン籍ヘッジファンドの経営には失敗(^_^;)シマッタ

<著書>
「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」
(経済評論家・山崎元氏の書評)

「為替ディーラーの常識非常識」(共著)

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経済指標の「予言」はやめた方が良いですよ

2016.01.07

category : トンデモ予想

6:36 - 2016年1月7日
みずほ証券の鈴木さん
「雇用統計は堅調と予想。今日の日経も堅調に推移すると思われる。ドル円も下支えされる」

昨日発表されたADP民間部門雇用者数が、大きく伸びていたからでしょうか?確かに、ある程度の期間をとった場合の「方向性」には相関性があります。
ただ、単月では「ビックリさせられた」と言う記憶も結構あります。現役時代に「ADPが良かったから、雇用統計も良さそうだ」と判断した事はありません。あくまで参考としか考えていませんでした。

私の信頼するエコノミストの、「10月をピークに労働市場は幾分軟化。しかし、依然として堅調な改善傾向が見られる」と言う見方程度の、堅調さにとどめておきたいところです。

そう言えば、SMBC信託銀行プレスティアの尾河さんは、昨日のADPの数字が発表される前(火曜日)の朝の時点で、

「雇用統計も良さそうなので、ドルは堅調」

と言っていました。市場の皆さんは、そんなに「良さそうだ」と見込んでいるんでしょうか?現場にいないので、「場味」が分からないのですが、ほとんど神のご託宣ですよね?

あと、株の事はよく分かりません。NYダウが1.5%近く下落しても、日経平均は堅調推移するんですね。勉強になりました。
+++++++++++++++++

(午後の分です)

16:58 - 2016年1月7日
分かった!
「みずほ証券」と言うので、株の人だと思ったのが間違い。鈴木さんは、「為替」の人ですね。

聞き直したら「ドルと日経」じゃなくて、「ドルに一定の底堅さ」でした(笑)

「ドルは堅調」と言う理由を探して「雇用統計は堅調」と言っただけですね。 レンジは118.00-119.00です。

あれ?

今日って117円台をつけていませんでしたっけ?(・_・o)ン?  (o・_・)ン?

本当に「雇用統計は堅調と予想される」んですよね?大丈夫ですか?

ところで、みずほ証券って、インターバンク(銀行間市場)、つまりプロ同士の市場に入っていましたっけ?

少なくとも欧米のメジャーリーグの金融機関は、みずほ証券に対してクレジット・ラインが無い(か、ものすごく小さい)ので、取引の相手をしてもらえないと思いますが?
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